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イメージトレーニングは、パソコンスキル習得においても極めて有効です。

イメージトレーニングは、「地図」でしかなかった情報を、自力で再現可能な「手順」に昇華させるためのよい手法です。

学びのプロセスの第一歩は、「地図」を手に入れることです。
そして、「気づき」、「選択」し、そのくりかえしを通じて「手順」を手に入れます。

イメージトレーニングは、道具不要で、また、実際に身体に負荷をかけることなく、そして、実作業をするよりも圧倒的に短時間で「地図」を「手順」に昇華させるための方法です。


たとえば、ショートカットキーを習得したいのであれば、パソコンに触るとき以外でも、実際にそのショートカットキーを使っている自分をイメージしましょう。
その具体的な操作を行っているときの、手の指先の動きまでをイメージしましょう。

あるいは、エクセルマクロを習得したいのであれば、エクセルファイルを開いてVisual Basic Editorを起動して、標準モジュールを追加して、マクロを書いて、テストして、また書いて、テストして、...と、一連の手続きを経てマクロを完成させるまでの流れをくりかえしイメージしましょう。

そのうえで、「ん？あれ、ここ、どうすれば良いのだ？」とはっきりイメージできない箇所がでてきたら、その部分を重点的に復習します。